Googleはより安価な新型「Chromecast」こと「Chromecast HD with Google TV」を開発していると噂されており、先日もまもなく発売かもしれないとの情報がありましたが、その「Chromecast HD with Google TV」のスペックに関する情報が明らかになりました。
これはKuba Wojciechowski氏が「Chromecast HD with Google TV」のソフトウェアビルドを入手し解析して明らかになったもので、デバイスはコード内で「Chromecast HD」と呼ばれているとのこと。
また、チップセットには「Amlogic S805X2」が搭載され、同チップは既存の「Chromecast」にはないAV1デコードをサポートしていますが、映像出力は1080pに制限され、「Chromecast with Google TV」に搭載されている「Amlogic S905X3」よりもパワーが落ちます。搭載されるRAMの容量も「Chromecast with Google TV」の2GBから25%低下した1.5GBになる模様。
さらに、OSは「Android 12」がベースになっており、「Chromecast HD with Google TV」は「Android 10」ベースなので、ここは大きく進歩しているようです。
なお、同デバイスは既にBluetoothの認証機関であるBluetooth SIGの認証も通過しており、公開された資料では製品名は「Google Chromecast」と記載されており、モデル番号はG454Vで、インタラクティブメディアストリーミングデバイスと案内されています。
発売時期は不明ですが、Googleは10月6日に新製品の発表イベントを開催する予定の為、そのイベントで何らかのアナウンスがあるものと予想されます。
[via 9To5Google]
Googleのより安価な「Chromecast HD with Google TV」はまもなく発売か
Googleの謎のワイヤレスデバイスがFCCを通過 − 噂の「Chromecast HD with Google TV」か