信越化学工業は、5G(第5世代通信)など高速通信向け材料の量産を開始した。プリプレグ用石英ガラスクロス「SQX」は立ち上げを終え、ビスマレイミド系熱可塑性低誘電樹脂「SLK」は生産の立ち上げ中だが、プリント基板用途などで、いずれも需要家に向けて量産品の有償サンプル提供を開始している。優れた誘電特性に、接着性や耐熱・低吸水性も持つバランスの良い材料として順調な引き合いを集めている。30ギガヘルツ近傍以上の周波数帯を使用する高速通信の本格的な普及を見据え、ビジネスモデルの構築や材料開発を進めていく。続きは本紙で
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