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電炉の鉄鋼メーカーの主原料となる鉄スクラップの国内価格が上昇に転じた。建物の解体工事で発生する標準品種「H2」の電炉メーカーの買値は、東京地区で現在1トン5万1500円前後。8月中旬の直近安値(同3万9500円)に比べて30%ほど高い。8月までの下落を受けて割安感が広がり、海外からの引き合いが増加…