熊本市に秋を告げる藤崎八旛宮の例大祭で、神幸行列が3年ぶりに復活し、呼び物の「馬追い」が18日に市街地を練り歩く。例大祭はかつて「ボシタ祭り」と呼ばれ、差別の助長が指摘された。県内の人権団体は「かけ声では使われなくなったが、一般的な呼称としてはまだ生き続けている」として、理解を深めるよう呼びかけている。
「ボシタ」の語源について県部落解放研究会は「朝鮮を『滅ぼした』の意味で、戦意高揚のために使われた」と説明する。在日コリアン団体や人権教育団体が「差別につながる」と抗議し、1990年から祭りの名称やかけ声で「ボシタ」は使われなくなった。
報道を含め公にはほとんど使われなくなる一方で、日常会話では「ボシタ」は根強く残る。動画投稿サイトや交流サイト(SNS)では、いまだにタイトルや投稿に「ボシタ」が見受けられる。県部落解放研究会の吉田文男事務局長は「県外や海外の人がインターネットで例大祭について調べた時に、祭りの名称をボシタ祭りと誤解してしまう恐れがある」としている。
同研究会など3団体でつくる「藤崎宮祭礼『ボシタ』呼称を考える会」は「県民や市民には、なぜこの言葉を使ってはいけないのかをきちんと理解してもらいたい」と訴えている。(野村拓生)
9/15(木) 11:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3ab3adaadf32993283a1462eab4b42ece179bb0
引用元: ・【熊本】「ボシタ」使わないで 「滅ぼした」語源、人権団体が理解呼びかけ 熊本市の藤崎八旛宮例大祭 [樽悶★]
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