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ネットビジネスは、物品であったり知識であったりスキルであったりサービスであったり、いずれにせよ何がしかの商品を売ってお金を儲けるビジネスモデルなので、売り方が分からなければ全く利益が得られません。

商品を売るためのマーケットを開拓し、売れる商品を探し、売りに出す。そして売れる状態を維持し続ける仕事がWebマーケターの役割です。

Webマーケターは慢性的な人手不足であるため、スキルさえあれ就職や就職に有利なのは当然ですが、フリーランスやネット副業を目指す人にとっても、このスキルが有るか無いかでは利益の結果が運例の差となります。

そこで、今回はWebマーケターについて、全体を網羅して簡単に分かり安く解説しました。

これからWebマーケターとして転職やフリーランスを目指しているあなた、或いは副業で本業を超えたいと思っているあなたにとって、最適な記事になります。

web マーケター とは

Webマーケティングを一言で現すと、「インターネット上でマーケティング活動を行うこと」です。

マーケティングといえばテレビやラジオ、新聞、電車広告(=オールドメディア)などの広告が思い浮かびますが、Webマーケターはインターネット上でこれを行います。

オールドメディアの広告とは異なり、Webマーケティングは広告のクリック率や表示回数など数値が測定できるため、広告に対する効果や評価が行いやすく、これがWebマーケターとしての役割の最も大きな部分となります。

最近、「デジタルマーケティング」という言葉がよく聞かれますが、デジタルマーケティングのうち、Webに限定したマーケティングを指します。

web マーケターの仕事とは

Webマーケターの仕事は大きく分けて以下の様になります。

商品企画 お客様のユーザーニーズを把握するための市場調査(リサーチ)
ターゲット選定 その商品を必要としている人(年齢、性別、嗜好、地域、職業、etc・・・)を選定
商品企画 商品企画部と連携して、ターゲットが興味を持つ商品の検討、商品化
販売戦略 営業部門と連携して、販売方法(Web、SNSなど)の選択やキャンペーンの実施
広告運用・SEO 販売戦略の結果を分析し、課題を解決するというサイクルを繰り返す

大雑把に言うと、「売れる商品を見極めて、その商品を世に出してから、売れ続けられるように広告を維持管理する」と解釈すれば分かり安いでしょう。

YUI
YUI

何となく、システム開発とよく似てますね。

管理人
管理人

そうだね、システム開発はお客様の要望を実現することだけど、システムが出来上がってから維持運用していくってところは同じだね。

web マーケターに求められるスキル

Webマーケターに求められるスキルは色々とありますが、大きく分けて以下の5つになります。

コミュニケーション力 自分の意見や考えを相手に分かりやすく伝えたり、他部門との調整をする力
情報収集力 世間の動向やこれからのトレンドを把握するため、常に様々な方向にアンテナ
を張り、そこからタイムリーに情報を収集する力
情報分析力 いまそこで何が起きているのか、どういう状況なのか、その原因は何かを分析する力
自己管理力 突発的に発生した問題に対しても臨機応変に対応し、自分の仕事に支障が起きない
ように仕事を管理する力
チャレンジ力 失敗に挫けず、そこから学んだ事を生かし、次々と新しいことに挑戦し続ける力

Webマーケターに必要なスキルと言っても、だいたいどの業種でも当てはまるスキルになります。

YUI
YUI

図が、オリンピックの五輪みたいですね。

管理人
管理人

確かに(笑い)

実際の五輪は上が3つ、したが2つなので、上下逆だけどね。

web マーケターに必要な知識

Webマーケターに必要な知識は、人によって様々ですが、おおよそ以下の様な知識が必要となります。

マーケティングの知識 Webマーケティングに関する全般的な知識
SEO対策の知識 Googleサーチエンジンで上位表示されるためのコンテンツ作成知識
Webライティングの知識 人に読んでもらい、心を動かす記事を書くための知識
ネット広告の知識 ネットで広告を出したり、広告を管理するための知識
アクセス解析の知識 Googleアナリティクスを始めとするアクセス解析ツールの使い方の知識
心理学の知識 顧客の心理を知るための知識
Webアプリの知識 Webサイトやブログの仕組み、構築方法に関する知識
PCの知識 PCを利用するための知識

結構たくさんの知識を習得しなければなりませんが、Webマーケティングに必要な部分のみ習得すれば問題はありません。

Webマーケティングの市場状況

最初に、マーケティングにおける総広告費の推移をみてみましょう。

東日本大震災、コロナショックのタイミングで広告費は若干下がりましたが、ほぼ横ばいか、ゆるやかな右肩上がりになっていることが分かります。

引用元:2021年 日本の広告費 – News(ニュース) – 電通ウェブサイト (dentsu.co.jp)

次のグラフはメディア別の広告費の推移です。

2018年にはテレビを抜いてインターネットが急成長していることが分かります。

引用元:日本の広告費の推移グラフ(2021年まで)電通の調査≪ 媒体資料のメディアレーダー (media-radar.jp)

次のグラフは広告費の比率になるのですが、全ての広告に占めるインターネットの割合は、既に50%を超えており、今後この傾向はますます顕著になるでしょう。

引用元:日本の広告費の推移グラフ(2021年まで)電通の調査≪ 媒体資料のメディアレーダー (media-radar.jp)

このインターネットによる広告が、まさにWebマーケターの領域であるため、今後ますます需要が伸びていくことが予想されます。

YUI
YUI

このグラフだとテレビ広告がインターネットに侵食されてますね。

管理人
管理人

テレビだけでなく、新聞、雑誌、ラジオなど、従来のオールドメディアが軒並み縮小してるね。

時代の変化についていけないと、こうなってしまうという例だね。

ウェブマーケターの年収

企業のマーケティング部門に勤める場合、企業の給与体系に準じることとなるため、300万円~700万円台が相場になります。

一方、マーケティング業務を請け負う企業(マーケティング企業)の場合、400万円~800万円台が相場になります。

これらを総合すると、おおよそ 540万円 が平均年収となります。

YUI
YUI

年収の幅が結構広いですね。

管理人
管理人

新入社員からベテランまでを含んだ場合の年収だから幅はあるけど、平均すると540万円ってことだね。

YUI
YUI

ベンダー企業(マーケティング企業)の方が年収が高いのは、IT業界でも同じですね。

Webマーケターになるには

新卒もしくは第2新卒の場合、就職してマーケティング部門に配属させてもらえれば、特に何もすることはありません。

ただ、必ずしも希望が通るとは限らないので、全く別の部署に配属される可能性は大いにあります。

一方、既に社会人の場合は、独学またはスクールに通って、スキルを身に付けなければWebマーケターには成れないでしょう。

プログラマーであれば自分が作ったプログラムを見せて実力をアピールすることも出来ますが、Webマーケターの場合はそれも出来ません。

実績を作るためには、実際にWebサイトを立ち上げたり広告を出したりすることになりますが、実績が形になるのはプログラマーに成る以上に時間が掛かります。

まず、知識が多義に渡るため、独学するにしても体系的に学ぶことも困難です。

なので、ここは手っ取り早くスクールに通うのが良さそうです。

ただし、ちょっと待ってください。

Webマーケターのスキルが身に付いたら、自ら商品を売って稼ぐことも可能になるんですよね。

つまり、転職に拘らず、フリーランスや副業で稼いでもいいんじゃないかと思います。

YUI
YUI

Webマーケターとして企業に就職するのもいいけど、自分の商品が売って稼げるってとこ、

魅力的ですね。

管理人
管理人

そうだね。企業に入っていする仕事を、自分の為にすればいいんだからね。

企業に入ってい大きな企画を成功させたいっていうなら別だけど、単に稼ぎたい

っていうだけなら、副業も有りだね。

YUI
YUI

アフィリエイトやっている方なら、このスキル使って大きく稼げそう!

管理人
管理人

月収が数百万円クラスのアフィリエイターは、Webマーケターの知識を駆使してるんだろうね。

YUI
YUI

年集じゃなくて、月収が数百万なんですね!凄すぎる~!

まとめ

今回はWebマーケターとは何か、求められるスキルと知識、Webマーケティングの将来性、想定年収、そしてWebマーケターの成り方について、出来るだけ分かり安く解説致しました。

Webマーケターとしてのスキルは、就職や転職だけでなく、フリーランスや副業でも大変役に立ちます。

何しろ、売れる商品、売れない商品を判断し、売れる商品だけをネットを使って自ら売ることが出来るのですから、これからの時代の最強スキルだと言えるのではないでしょうか。

何かと応用が利くスキルなので、興味を持たれた方は、是非次のアクションを起こしてください。