9月16日に発売されたばかりのiPhone 14 Pro / Pro Maxは「第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正」機能が搭載され、さらに進化を遂げているのが大きな注目ポイントだ。ところが、サードパーティ製のカメラ機能を使ったアプリの数々は、iPhone 14 Pro / Pro Maxの発売までに、この最新スマートフォンが搭載するカメラへの対応がしっかりできていなかったようだ。
Snapchat、TikTok、Instagramを含むアプリにおいて、写真や動画を撮影しようとすると、カメラがブルブルと振動したようになったり、物理的に異音が発生したりする事例が相次ぎ、掲示板サイトRedditやTwitterなどに続々と報告が寄せられている。
問題の発生したユーザーがYouTubeやTwitterに投稿した動画を見ると、ガラガラと内部でなにかパーツが暴れているような(もしくは田舎の、田んぼの遙か向こうにある国道で珍走団がイキっているような)音が聞こえており、そのままこの音を出し続けると、しまいには内部で物理的に何かが壊れてしまいそうだ。
アップル関連情報サイトの9to5Macは、記事執筆時点ではユーザーがこの問題に対処する方法はまだないと伝えており、問題解決には影響を受けるアプリもしくはiOSが修正を含むアップデートをリリースするのを待つほかなさそうだ。可能であれば、それまではiOS 16標準のカメラアプリだけを使うよう気をつけておくほかなさそうだ。
なお、Bloombergが伝えるところでは、アップルはすでにこの問題を認識し、来週提供予定のアップデートで修正すると述べたとのこと。アップルは、それまではiPhone 14 Proのカメラに不要な振動を与えたりしないよう呼びかけている。
- Source:9ro5Mac(1)
- Source:(2)
- Source:Boomberg