MacRumorsによると、Appleがロシアの人気SNS「VK(フコンタクテ)」のiOS向け公式アプリをApp Storeから削除したことが分かりました。
VKに属する全てのiOS向けアプリがApp Storeから削除されており、この動きはロシアのオリガルヒ(新興財閥)に対する英国政府の新たな制裁に従ったもので、VKに関連する開発者アカウントも削除されています。
英国政府は、現地時間9月26日に、VKと繋がりのあるロシア三大銀行のひとつのガスプロムバンクの幹部数十人に対する新たな制裁パッケージを制定し、この制裁はウクライナの占領地域でロシア側が実行した偽の住民投票に対応したものとなっています。
アプリを既にダウンロード済みのユーザーは引き続き使用することは可能ですが、VKは通知や決済に問題が生じる可能性があると述べています。
なお、記事投稿現時点ではAndroid向けの公式アプリは提供が継続されており、引き続きダウンロード可能です。