（画像はSurface Pro 8）
Microsoftは10月12日に開催するイベントで「Surface Pro 9」を発表するとみられていますが、Windows Centralが、その「Surface Pro 9」に関する情報のまとめ記事を公開しています。
「Surface Pro 9」は「Surface Pro 8」の後継モデルとして投入され、ARMベースのMicrosoft SQチップを搭載した「Surface Pro X」ラインが統合されると言われており、Intelベースのモデルには第12世代Coreプロセッサの「Core i7-1255U」と「Core i5-1235U」が搭載され、ARMベースのモデルはSnapdragon 8cx Gen3ベースの「Microsoft SQ3」チップが搭載されるとみられています。
また、ARMベースのモデルは5G通信機能が搭載されることから製品名は「Surface Pro 9 5G」になるとのことで、現在までに分かっている仕様をまとめると下記の通り。
| Surface Pro 9 | Surface Pro 9 5G | |
| CPU | Intel Core i5-1235U Intel Core i7-1255U |
Microsoft SQ3 (Snapdragon 8cx Gen3ベース) |
| RAM | 8GB/16GB/32GB | 8GB/16GB |
| ストレージ | 128GB/256GB/512GB/1TB | 128GB/256GB/512GB |
| ディスプレイ | 13インチ PixelSense Flow ディスプレイ 2880×1920 最大120Hzのリフレッシュ レート |
|
| カラー | プラチナ、グラファイト、サファイア、フォレスト | |
| モバイル通信 | − | ○（5G） |
ラインナップ
用意されると予想される製品構成は下記の通りで、「Surface Pro 9」はRAMが最大32GB、ストレージ容量が最大1TBなのに対し、「Surface Pro 9 5G」はRAMが最大16GB、ストレージ容量は最大512GBとなる模様。
- Intel Core i5, 8GB RAM, 128GB SSD
- Intel Core i5, 8GB RAM, 256GB SSD
- Intel Core i5, 8GB RAM, 512GB SSD
- Intel Core i5, 16GB RAM, 256GB SSD
- Intel Core i7, 16GB RAM, 256GB SSD
- Intel Core i7, 16GB RAM, 512GB SSD
- Intel Core i7, 32GB RAM, 1TB SSD
- Microsoft SQ3, 8GB RAM, 128GB SSD
- Microsoft SQ3, 8GB RAM, 256GB SSD
- Microsoft SQ3, 16GB RAM, 256GB SSD
- Microsoft SQ3, 16GB RAM, 512GB SSD
デザイン
本体デザインは「Surface Pro 8」から変わらないと言われていますが、「Surface Pro 9 5G」が「Surface Pro 9」と同じ筐体を流用するのかどうかは分かっていません。
また、カラーラインナップにはサファイアとフォレストの新色が追加され、タイプカバーも通常のカラーモデルに加え、模様があしらわれた新しいデザインのモデルも計画されている可能性があるとのこと。
価格・発売時期
価格体系は、米国では「Surface Pro 8」から据え置きになるとみられていますが、日本では最近の為替動向が適用されるのかどうかによるところが大きく、もしかしたら「Surface Pro 8」よりも大幅な値上げになる可能性があります。
発売時期に関しては、Windows Centralが得ている情報では、10月下旬から11月上旬に初回注文分の出荷が開始される予定。
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