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立憲民主党の辻元清美参院議員が、衆院議員時代の2012年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の勉強会に出席したうえ、本人と秘書の2人分の会費、約2000円を支払っていたことが分かった。同党の岡田克也幹事長が27日の記者会見で明らかにした。

旧統一教会との「接点」が発覚した辻元氏(写真:つのだよしお/アフロ)

岡田氏は次のように述べた。

2012年に知人から郷土史勉強会の誘いを受け出席し、同行した秘書と2人分の会費、2000円を支払った。今回その時の領収書を確認したところ、領収書に「WFWP(世界平和女性連合)大阪10連合会」と記載があった。

辻元氏は自身のホームページで次のように釈明した。

勉強会の主催が領収証に書かれていたWFWPとは事前に認識していませんでした。講師を務められていた郷土史家の方は社民党支持者で、ご自身もWFWPの関係者ではなかったと思います。

過去に「自民党と統一教会の闇は深い」とツイート

辻元氏は、旧統一教会と自民党とのかかわりが報じられるようになってから、幾度となく自民党を厳しく批判していた。8月20日には元同僚議員で旧統一教会問題を長年追いかけてきたジャーナリストの有田芳生氏の話を聞いたとしたうえで、「自民党と統一教会の闇は深い」とツイートしていた。

大阪で有田芳生さんの統一教会についてのお話を聞きました。自民党と統一教会の闇は深い。今、有田さんが国会で質問できないのは国内的にも国際的にも大きな損失です。

国会で参考人として発言していただけるよう働きかけよう!

また、自民党が夫婦別姓別姓に反対していることについて、統一教会の教祖夫妻を引き合いに出して次のように皮肉っていた。

統一教会による政策への影響を調査すべし。ジェンダーやLGBTQ+政策などを歪められてなかったか。それにしても、選択的夫婦別姓に大反対してるけど、教祖夫妻は別姓では⁉️いいかげんやなぁ。

辻元氏は安倍元首相の国葬に出席しない意向を早くから明らかにしていたが、その理由の1つに旧統一教会と安倍元首相のかかわりを挙げていた。

内閣府設置法の「国の儀式」は今まで憲法7条による天皇の国事行為のみ。そこに安倍元総理の葬儀を加えるのか。人の「死」は平等です。コロナで亡くなりご葬儀もできない方もいる。また安倍元総理は統一教会と深い関係があったのでは?でも調査もせず全額国費「国葬儀」?納得いかない。欠席します。

維新・馬場代表「あの人はブーメランのプロ」

そんな辻元氏が、結局は自身も旧統一教会とかかわりがあったことについて、批判の声が多数寄せられている。

日本維新の会馬場伸幸代表は27日の記者会見で「あの人はブーメランのプロですからね。だからまぁ、またかと。率直な感想を聞かれればそういう感じですね」と述べ、あきれた様子だった。

国際政治学者で、福井県立大学教授の島田洋一氏は「全てにおいて馬鹿げた話だ」とバッサリと切り捨てていた。

辻元清美氏は「はしたない」(三浦瑠璃氏)だけでなく、統一教会と「ズブズブの関係」にもあったらしい。ブーメラン岡田幹事長が会見。全てにおいて馬鹿げた話だ

普段は政府・自民党に厳しい姿勢で知られるジャーナリスト清水潔氏でも、「なぜ今日まで黙ってたのですか?そこが一番アウトですよ」とツイートしていた。

さらに、SNSには国葬当日に発表することに対しても、多くの批判の声が寄せられていた。

少しでも話題をそらそうと、国葬当日に公表・・。立憲らしいし、辻元氏らしい

統一教会と自民党議員叩きに躍起だった蓮舫さんもこの1週間は国葬儀批判だけになってたのを見れば党ぐるみで辻元隠しを企んだのは明白

いくら何でも国葬当日に発表せんでもええやろ。

国葬当日だったらそこまで話題にならないだろうと発表するとかクズ過ぎる。

秋の臨時国会を前にした28日、野党各党が細田衆院議長と旧統一教会との関係の説明を求める方針で一致した。円安に物価高、エネルギー価格の高騰に加えて、ロシアのウクライナ侵略の行く末が不透明感を増し、さらに防衛費増額問題など諸課題も山積している。そんな中、10月3日に秋の臨時国会が召集されることが決まったが、ようやく開かれる国会は旧統一教会一色となってしまうのだろうか。