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1974年、当時24歳の山田正紀が〈SFマガジン〉に中編「神狩り」を発表してデビューした。前回紹介した「第一世代」以降、散発的にしか新人が出なかった日本SF界だが、山田の登場と前後して若い書き手が続々とあらわれる。「第二世代」の台頭だ。アクションを得意とする田中光二(年齢的には少し上で「第…