10月15日、2022年MotoGP第18戦オーストラリアGPが開催されているフィリップ・アイランド・サーキットの第4コーナーが、MotoGPライダーであるジャック・ミラーの名前を冠して『ミラー・コーナー』に改名された。
ミラーは2011年にロードレース世界選手権に125ccクラスからデビューしたオーストラリア人ライダーだ。2012年から2014年はMoto3クラスに参戦したが、2015年はMoto2を経験せずに飛び級でMotoGPクラスに昇格した。
最高峰のMotoGPクラスでは、ホンダで3年、ドゥカティで5年過ごし、2023年からはKTMのマシンを駆ることになっている。
そんなミラーの母国にあるフィリップ・アイランド・サーキットがジャック・ミラーの功績を称えて4コーナーを『ミラー・コーナー』に改名することを発表した。
15日土曜日の朝にはミラーが4コーナーにドゥカティ・デスモセディチGPで登場し、彼の両親と妻のルビーとともにセレモニーに出席し、ミラーに盾が贈呈された。
これにより、フィリップ・アイランド・サーキットはガードナー・ストレート(ホームストレート)、ドゥーハン・コーナー(1コーナー)、ストーナー・コーナー(3コーナー)、ミラー・コーナー(4コーナー)といった、ワイン・ガードナー、ミック・ドゥーハン、ケーシー・ストーナー、ジャック・ミラーの4人のライダー名がつけられたことになる。