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「戦争と平和」ならぬ、「占領と平和」展。戦争が終わり平和が訪れた--と言われるあの時代を写真家はいかに見つめたのか。 展示は「玉音放送」の一節から始まる。「然(しか)レトモ朕ハ時運ノ趨(おもむ)ク所堪へ難キヲ堪へ……」。未来を第三者に委ねるような文言が、敗戦国の行く先を暗示する。 …