ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2022年3月4日に発売されたプレイステーション5/4用ソフトウェア『グランツーリスモ7』について、新規収録車種やスケープスの特集追加を含む“10月アップデート”を10月20日(木)15時より配信した。
今回のアップデートでは、新規収録車種として『マセラティ・メラクSS’80』、『マツダ・ロードスターNR-A(ND)’22』、『ニッサン・スカイライン2000GT-R(KPGC110)’73』、『ニッサンGT-RニスモGT3’18』の4台が新たに収録される。
マセラティ・メラクは、1972年に発表されたマセラティのミッドシップ・スポーツカーとなり、その1年ほど前にデビューした『ボーラ』の妹分的な存在として開発されたモデルだ。ジウジアーロが担当したスタイリングは基本的にボーラとほぼ共通ながら、リヤ部分をノッチバックにファストバック風リアピラーという構成したことで、シルエットを維持しながら軽快感を持たせ、エンジンの放熱効果を高めている。
マツダ・ロードスターNR-Aは、4代目となるND型ロードスターのモータースポーツ向けベース車両として発表されたモデル。『サーキット走行の楽しさを誰もが手軽に味わえるように』という思いが込められ、スポーツ走行を念頭に置いたモディファイが行われている。なお、10月17日に発表されたeスポーツ大会『MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2022』でもこの車両が使用される予定だ。
“ケンメリ”の愛称で親しまれながら、生産台数はわずか197台、排ガス規制に泣いた悲運のGT-Rとして知られるのがニッサン・スカイライン2000GT-R(KPGC110)。無駄なラインを省いたのびやかな造形のボディが特徴なデザインだが、スカイラインのアイデンティティとなる丸形4灯のランプなどを踏襲し現代でも人気を誇るモデルだ。
そしてモータースポーツファンにとって注目の新規収録車両がニッサンGT-RニスモGT3’18だ。すでにグランツーリスモ7には2013年モデルの同車が収録されているが、今回追加されたのは、ベース車両を通常のニッサンGT-Rからより剛性の高いニッサンGT-Rニスモに変更し、エンジンをドライサンプ化することで、エンジンを約150mm低く搭載して低重心化が図られ、さらに150mmほど後方に下げることで重量配分の最適化も進められた2018年モデルとなる。ゲーム内で2013年モデルと2018年モデルを乗り比べてみるのも良いかもしれない。
上記の3車種に加え、本格的にクルマの写真を撮影することができる『スケープス』に紅葉とウィットビーの特集が追加されたグランツーリスモ7の10月アップデート。ゲームソフトの詳細やアップデート内容については公式ホームページ(https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/top/)を確認してほしい。
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