熱海の空と海にちなんだ青いクルマが大集合
静岡県熱海市にある長浜海浜公園芝生エリアを会場として、去る2022年10月10日(月・祝)に「ACJ 熱海HISTORICA G.P. Meeting 2022」が開催された。
ACJとは東京都国立市に本拠を置くオートモビル・クラブ・ジャパンのことで、2012年から1泊2日イベントの熱海HISTORICA G.P.を継続開催してきた。日本初の自動車倶楽部誕生の地となった国立市の谷保天満宮では、年に1度、谷保天満宮旧車祭を大々的に開催している。
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コロナ禍により、さまざまなイベントが中止となる中、熱海HISTORICA G.P.も2020年は行わず、2021年は一般オーナーへの募集はせずにクラブメンバーのみを対象とし、日曜のみの1Dayイベントとして実施された。そして、今年はスポーツの日に開催し、昨年と同じように1Dayイベントだったものの、特別企画として熱海の空と海にちなんで「Team Blue Blood」と銘打ったコンテンツを用意し、クラブメンバー以外の参加もOKとした。
ビーチサイドの一角に蒼いクルマ(スカイブルー、ネイビーブルー、ブルーグレーなど)のエリアが設けられた「Team Blue Blood」は、その名のとおりブルー系のボディカラーの車両であれば年式を問わず参加可能というもので、長浜海浜公園の中央に30台以上の蒼いクルマが並んだ。ちなみに、今回のエントリー車両は約100台であった。
当日は雨が降ったり止んだりする天候だったが、熱海HISTORICA G.P.でお馴染みとなっているCAR SHOWと、希望者のみが参加した十国峠ロープウェイ発着所パーキングまでのツーリングは無事に行われ、伊豆スカイラインを愛機で疾走した参加者には記念品が進呈された。
CAR SHOWでは蒼いクルマを対象として人気投票が実施され、ゲスト(ACJ会員以外)部門の第1位がマトラ・ジェット6、第2位がシトロエンDS23、第3位がアルピーヌ・ルマン、第4位がいすゞ・ベレット1600、第5位がランチア・イプシロン、筆者から差し上げた審査員特別賞がロータス・エランS4であった。
ACJ部門は、第1位がツェンダップ・ヤヌス250、第2位フィアット・アバルト695SS、第3位がモーリス・ミニークーパー・トラベラー、第4位がスバル インプレッサ WRX STI、第5位がモーガン4/4、審査員特別賞がフィアット126というリザルトだった。
今後、ACJの会長である是枝正美さんのもとで長浜海浜公園芝生エリアを蒼いクルマで埋め尽くすことを目標にしつつ、ボディカラーごとの特別展示企画を随時開催していくことになるはずなので、気になる方はオートモビル・クラブ・ジャパンのホームページでイベント情報をチェックしてみるといいだろう。
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