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年ごとに柿三千個〓(も)ぎきしか夫の亡き後三十年近く 鶴岡市 佐藤繁子 <評>数字が説得力だ。秋になると、毎日柿をもぎ、皮をむき、翌朝干すのが日課。柿と共に、そして柿のおかげで元気な作者。 透明なパネルばかりの店にいて紗(しゃ)をかけられたように笑って 本庄市 北城椿貴 <評>透明とい…