昨日、TwitterがiOS向けアプリをアップデートし、認証済みバッジ(青いチェックマーク)の特典を追加した月額8ドルの新しい「Twitter Blue」の存在が正式に明らかになりましたが、この新しい「Twitter Blue」は現地時間の11月9日まで利用出来ないことが分かりました。
これはThe New York Timesが報じたもので、同メディアが閲覧したTwitterの社内メモによると、このプロジェクトに携わるマネージャーは、新しい「Twitter Blue」の提供開始日を11月9日に延期する決定を下したそうです。
その理由としては、米国で11月8日に中間選挙が開催される為で、認証バッジ(青いチェックマーク)は、これまでは著名人や企業、ジャーナリストなどの成りすまし被害を回避するために本人確認の証明として付与されてきましたが、「Twitter Blue」の加入特典となることから成りすまし防止が機能しなくなることに懸念の声が挙がっていました。
なお、昨日にアップデートされたiOSアプリでは、実際には新しい「Twitter Blue」にはアクセス出来なくなっており、Twitterの担当者も新しい「Twitter Blue」はまもなく利用可能になることを確認したものの、正式な提供開始日はまだ明らかにしていません。
[via The Verge]
Twitter、「Twitter Blue」を月額8ドルに値上げして”認証バッジ”も特典に追加へ − iOSアプリでテスト開始