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今年6月、38年勤めた出版社を63歳で退社した。「あと2年で会社を去ると分かったときショックでした。その後を余生にはしたくない。コロナ禍でぽっかり時間も空き、散歩しながら必死に今後のことを考えた」。老舗小説誌編集長など文芸畑が約20年と長く敏腕編集者として知られたが、元々は歴史好き。一念…