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沢村一樹主演の医療ドラマ『DOCTORS~最強の名医~』スペシャルが2023年新春に放送決定。

そして、今作でついにファイナルを迎える。

沢村演じる一見飄々としたスゴ腕外科医・相良浩介と、髙嶋政伸演じる“腕は確かだが人間性にやや問題アリ”な外科医(現在は院長)「卓ちゃん」こと森山卓が対立しながら患者を救う医療のために尽力していく同作も、今作でついにファイナル!

実は巧妙な策士で、堂上総合病院をよりいい病院にするため、ときには悪者になったり意外な人物と手を組んだりと、シリーズを通してあらゆる策を講じた相良。

途中、自身が病に倒れたことや森山が思いがけない方向へと暴走していったことなどがありながらも、着実に堂上総合病院を“体質改善”してきた。

◆相良vs森山にも終止符!? 最後にして最強のバトル

そんな『DOCTORS』最大の見どころのひとつでもあるのが、沢村演じる相良と髙嶋演じる森山の対立。

これまでも飄々とした相良を相手に、一方的に劣等感と敵意をむき出しにし、何かと張り合っては玉砕してきていた森山。いつも相良に突っかかっては、逆にうまく操られてしまうなど、ワガママだけどちょっと憎めない「卓ちゃん」=森山が、今作では“最大の暴挙”に出ることに…。

そして、その森山の暴挙がとうとう相良に退職願を出させることとなってしまう。

相良は堂上総合病院を去ってしまうのか――病院のため、患者のため、なんだかんだ言いながら時には共闘もしてきた相良と森山。

因縁の2人であることは間違いないが、それぞれにいったいどんな決断をすることになるか? シリーズ最後にして最高のバトルが新春早々幕を開ける。

さらに、今回も個性豊かなレギュラーキャスト陣が勢ぞろい!

比嘉愛未、黒川智花、宮地雅子、阿南敦子ら堂上総合病院の看護師チーム。正名僕蔵、敦士、斉藤陽一郎、尾崎右宗ら“チーム森山”と呼ばれる外科医たち。そして「卓ちゃん」のママ・森山日美子役の松坂慶子、堂上総合病院の事務長・桃井正一役の小野武彦、堂上総合病院の総合診療科医・皆川和枝役の伊藤蘭ら、おなじみのメンバーがファイナルにふさわしく躍動を見せる。

もちろん野際陽子さんが演じていた堂上総合病院の前院長・堂上たまきも登場。“幸せの国”ブータンでの医療活動の様子を今回も垣間見ることができる。

◆沢村一樹(相良浩介・役)コメント

ついに『DOCTORS~最強の名医~』がファイナルを迎えることになりました。でも正直“ファイナル感”はあまり感じていなくて、誰かの気が変わって「またやろう」ってなったりするんじゃないかな、なんて期待もしているんですけど(笑)。

『DOCTORS』が始まったのは11年前。オペシーンは最初の頃より体力を使うようになりましたけど(笑)、その間、髙嶋さんは体重がすごく増えたり、減ったりして、それがドラマの中でも完全にネタにされたりしていましたよね…(笑)。

連ドラで3本、スペシャルで4本やらせていただいて、もうライフワークの一部になっていたので、「終わってしまうのか」と寂しい気持ちはあります。

相良と森山先生は、シリーズを通してずっとそれぞれのゾーンを歩きながら、たまにそれが交錯して…とやってきたんですけど、今回はそこに決定的な出来事が起こります。相変わらず森山先生は傍若無人でワガママなんですけど、でも11年間ずっとブレずにまっすぐだったのは森山先生なのかも…。

今回の相良のセリフにある「あんなにまっすぐで正直な人はいない」という言葉の通り、森山先生はまっすぐで嘘のつけない人なんですよね(笑)。そんな森山先生と相良にどんな出来事が起こるのか、ぜひ楽しみにしていてください。

11年間応援してくださった皆さん、そしてはじめて見てくださる方も楽しんでいただける新春にぴったりのドラマに仕上がっています。2時間、目いっぱい笑いと感動と、それ以外のエピソードも詰まっていますので、視聴者の皆さんと一緒に有終の美を飾ることができたらうれしいです。

◆髙嶋政伸(森山卓・役)コメント

『DOCTORS~最強の名医~』が今回でファイナルだと聞いたときは、やはりちょっとナーバスになりましたね…。

でも僕もあまりファイナル感は感じていなくて、だけども“一区切り”というにはふさわしい素晴らしい作品になっていると思います。

このドラマの見どころって、緊迫したオペシーンももちろんですが、森山と相良先生の戦いやそれぞれの人間関係がおもしろいんですよね。森山ってちょっと親に逆ギレした子どもみたいなところがあって、相良先生は森山にとって親みたいな存在だったのかもしれない、って思います。大スターで、近づきたいんだけど近づけない、っていう存在なのかも。

相良先生って掴みどころがないですから…。沢村さん自体も、どこかいろんなものを煙に巻いちゃう稀有な存在の役者さんだと思うので、つくづく相良先生にはぴったりでしたよね。

まあそんな相良先生に対して、森山はついに本気の追い出しにかかろうとします。これまでにない展開になっていくので、そこはぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

『DOCTORS』の11年の間には、僕の体重の大増減があったり、相良先生を森山が手術したり、その逆に森山が手術してもらったり…といろいろありました。

そして今回は脚本の福田靖先生が、伯母さん(野際陽子さんが演じた、堂上たまき前院長)と電話で話すシーンも書いてくださって…。本当に伯母さんと話している感じがして、なんだか不思議な、そしてうれしい気持ちになりましたね。

ファイナルということにはなりますが、今回もとっても笑えてしっかり感動もあって、新春からご家族揃って楽しんでいただける、『DOCTORS』史上最高傑作になっているんじゃないかと思っています。どうぞご期待ください!