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 開催前にもお知らせしたが、「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」で2023年4月2日(日)までの期間、恒例の「さがみ湖イルミリオン」が開催されている。今年はサンエックスの人気キャラクター「すみっコぐらし」初のイルミネーションイベント「すみっコぐらしイルミネーション」だ。一般公開前日に取材したので詳報する。多くのイルミネーション写真を画像ギャラリーに収録しているので、ご覧いただきたい。

文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)
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撮影のポイントは高感度設定

 毎年、同じものだと思われるかもしれないが、リフトに乗車すると眼下に広がる全長250mの「虹のじゅうたん」はテーマによりキャラクターがキチンと隠れている。

 スマホでの撮影のポイントは、マニュアルモードで感度を上げてLEDの光に対して極端にシャッタースピードが速くなるのを高感度で補う。こうすれば手振れもせずに、きれいなイルミネーションが撮影できる。

感度を上げて撮影すると絨毯が浮かび上がる

 リフトを降りると、すみっコたちの光り輝くアートウォールがゲストをお出迎え。すみっコぐらしのストーリー「かわうそとすみっコキャンプ」「たぴおかパーク」「星空さんぽ」「おばけのナイトパーク」「とかげの夢」をテーマにした、光り輝くイルミネーションが盛りだくさんだ。

山上では世界観に浸れるのでファンにはたまらない

 山上ではすでに世界観が構築されているので、わかる人であればどこを見ても感動できることだろう。全体のイルミネーションを俯瞰(ふかん)するのであれば、観覧車がおススメだ。

 窓はほとんど開かないので隙間からスマホのレンズをのぞかせるしかないが、長い時間ではないので、観覧車では肉眼に焼き付けた方がいいのかもしれない。

ところでバスと言えば……

 今回の取材は、報道関係者向けに富士急行が新宿から貸切バスを出したので、これに乗車したが、期間中は新宿と横浜から直行の高速バスが出るので乗り換えなしで便利だ。

 入園券付きプランもあるので、ダイヤや運賃等の詳細はホームページで確認していただきたい。また鉄道駅からの路線バスは、横浜線・京王線の橋本駅北口から、中央線の相模湖駅からも出ている。

フジエクスプレスの日野セレガ

 取材用の貸切バスは毎年、富士急行が用意してくれるがバスマガジンとしては何が来るのかが楽しみでもある。富士急バスのこともあれば、フジエクスプレスのこともある。かつては富士急行観光(現在は合併してフジエクスプレス江戸川営業所)が来たこともあった。

 東京発着なのでフジエクスプレスのことが多いが、それでも出庫営業所によりナンバーが異なるので車両観察が楽しみだ。今回記者が乗車したのはフジエクスプレス横浜営業所の日野セレガだった。

恒例の特別メニューも楽しい

 目で楽しんで隅々まで歩き回ればお腹もすく。恒例のコラボメニューにも注目だ。今年は「しろくまのデミオムライス」や「とかげのすみっ湖風塩ラーメン」、すみっコたちをイメージしたドリンクなど、全14種類のコラボメニューが登場。

コラボメニューは毎年の楽しみだ

フードメニューにはランチョンマット、ドリンクとスイーツにはコースターのオリジナルノベルティが付くのも楽しみの一つだろう。

みんな大好き!しろくまのデミオムライスとランチョンマット

 試食したメニューの一部を写真で紹介する。なお、食事メニューに付くランチョンマットは2種類でランダムに出てくるので、指定することはできないがコンプリートは難しくはなさそうだ。

癒しが最も必要な時?

 コロナ疲れで、旅行に出かけている人も多いだろう。反対に規制や自粛が緩んだことで仕事が忙しくなり、それどころではないという方もいるだろう。大変な世の中なのはみな同じだが、夏の花火や冬のイルミネーションを見て心癒されるのもまた同じだ。

心豊かに状態でバスに乗って帰ろう!

 いずれにせよ、みんなが疲れている今こそ心の癒しは必要だと思われるので、近場で密にならず気軽に行けるイルミリオンに心の癒しを求めるのもアリなのかもしれない。

投稿 「すみっコぐらしイルミネーション」開始!! 直行高速バスもあわせてチェック!!自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。