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平城宮跡(奈良市)から出土した奈良時代前半(8世紀前半)の木簡に、日本固有の歌を意味する「倭歌(やまとうた、わか)」の記述があることが、上智大の瀬間正之教授(上代(じょうだい)語・上代文学)の調査で判明した。記録に残る「倭歌」という語の確実な使用例は、これまで平安時代前半(9世紀中…