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《子供の頃からずっと何かに対して怒っていた気がする》。映画監督の高橋伴明は、そう自身を振り返っている。だが連合赤軍事件を題材にした『光の雨』(2001)の製作後、“怒りを封印する忍辱行(にんにくぎょう)に勤めることにした”という。 それから20年。世のありさまを前に強く湧き上がるものが…