本日、GoogleのGboard チームが、新しい日本語入力方法の提案と題し、「Gboard 棒バージョン」を発表しました。
「Gboard 棒バージョン」は、すべてのキーを一列に配置した奇抜なデザインが特徴のキーボードで、『入力したい文字を探しやすくした画期的なキーボードで、入力したい文字を端から順番に見ていくことにより、きっとキーを探し出すことができます』と案内されています。
キーの配列は一般的なキーボードに近い「1次元 QWERTY 配列」にくわえて、直感的な ABC 順の「ASCII コード配列」にも対応しており、キーボードを使うときには、自然と腕が広がるので、仕事中でも人知れずストレッチができ、右端と左端のキーを同時に押すときには、思わず足が伸びるかもしれないとのことw
また、奥行きがこれまでのキーボードの約1/5になることから、机を広く使いたい方にもピッタリで、スマートな形状はちょっとしたすきまに収納できるだけではなく、家具の後ろに落とした小物を掻き出したい時や壁のスイッチを押す際の棒としても利用可能。
なお、今後は、絵文字入力や持ち運びに便利な丸めるバージョン、さらに文字を含めたロング棒バージョン、七色に光るゲーミングバージョンなども検討されている模様。
4月1日のエイプリルフールネタかと思うような内容で、実際に「Gboard 棒バージョン」は発売される予定はないものの、設計図、回路図、ファームウェアなどがオープンソースとして公開されており、3Dプリンターやプリント基板加工機を利用して自作することは可能です。