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 ここのところ黒い特別仕様車が多く発売されている。日本における人気のボディカラーといえば、白・黒・シルバーというのが長いこと常識となっている。しかし、どちらかというと白やシルバーの方が特別仕様車に多かったように思う。

 人気の高いパールホワイトは、選ぶだけで少し支払額が高くなるだけに、特別仕様車に設定するとお買い得感があるからかもしれない。

 実は担当、大のブラック好きである。最初の愛車がピアッツァ・ネロ(ネロはイタリア語で黒)という黒色限定の車種に乗っていたくらいで、それ以来黒ばかり乗り継いでいる。

 次はSUVに乗りたいな~と思っていたところで理想的な特別仕様車がいろいろ出ているのでご紹介しよう!

文/ベストカーWeb編集部、写真/TOYOTA、LEXUS、DAIHATSU

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■そろそろモデル末期の人気車2台が黒装束で登場!!

トヨタC-HR 特別仕様車 G“Mode-Nero Safety PlusIII”/価格は272万5000円~305万5000円

 美しいブラックSUVの最初にご紹介するのはトヨタC-HRの特別仕様車 G“Mode-Nero Safety PlusIII”だ。見慣れたコンパクトSUVがまるで違う印象を与えているではないか! よく白は膨張色、黒は収縮色といわれるが、ブラックの効果で見事に引き締まっているのだ!

 丸みを帯びた印象が弱まり、ガラスエリアを含むキャビン部が小さくなったように見える。それとは対照的に、フェンダーはさらに張り出しているではないか! まるでダイエットに成功したようだ。

 C-HRは2023年にモデルチェンジといわれているが、モデル末期とは思えないほど魅力が向上している。ボディカラーは「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」とこれまたイケイケなネーミングもよい。

 パノラミックビューモニター、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物・後方接近車両)にマットブラック塗装とダークスモークメッキナットの18インチアルミホイールなど装備も充実している。価格は272万5000円~305万5000円だ。

トヨタランドクルーザープラド TX“Lパッケージ・Matt Black Edition”/430万円~511万8000円

 次にご紹介するのは、デビュー以来13年が経過したランドクルーザープラド。母体のランクルがすでに300系にモデルチェンジしているので、完全なモデル末期車だ。新型登場は2023年といわれている。

 そんなプラドだが、完成度が高いだけに現行モデルはまだまだ人気が高い。そこに投入された特別仕様車がTX“Lパッケージ・Matt Black Edition”。こちらは引き締まったというより、さらに質感が高まった印象だ。

 実はこちらはボディカラーにブラック以外も選べる。じゃあ何がマットブラックかというと、ラジエーターグリルやヘッドランプの加飾、バックドアのガーニッシュなどがマットブラックになっているのだ。

 さらに18インチアルミホイールもマットブラック仕様となっている。新型も気になるところではあるが、熟成され、装備満載の現行型プラドはなかなかお買い得だ。価格は430万円~511万8000円。

 なお、プラドは販売好調のため在庫限りとなっている可能性があるため、一度販売店に確認しよう。

■ブラックは差し色としても人気

ダイハツタフトG“ダーククロム ベンチャー”/155万6500円~168万3000円

 軽自動車のSUVモデルも元気だ。ダイハツタフトは特別仕様車ダーククロムベンチャーを2022年9月21日に発売した。同時に一部改良も行われている。よりタフさを演出するダークブラックメッキやガンメタリック塗装のパーツを装着、ブラックマイカメタリック加飾を施している。

 この特別仕様車はプラドと似たような設定で、例えばフードガーニッシュ&バックドアガーニッシュをダークブラックメッキとしている。またインテリアにもダークシルバー加飾を施し、シートにはシルバーステッチが施されている。

 一部改良でボディカラーが増えたので、自分の好みブラック加飾と組み合わせることができる。は価格はG ”ダーククロム ベンチャー”が155万6500円~168万3000円、Gターボ ”ダーククロム ベンチャー”が167万7500円~180万4000円となっている。

 以上ブラックSUVの世界はいかがでしたでしょうか? ぜひともブラックSUVの世界を堪能していただきたい!

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投稿 やっぱり黒がいいのよね!! 続々登場の「漆黒カスタム」SUVの魅力とはいったい自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。