10月1日、2022年MotoGP第17戦タイGP MotoGPクラスの予選がタイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶の代役を務めている長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)は22番グリッドを獲得した。
雨も予想されたが、午前中は雲の多い天候で、午後は青空が広がり、熱帯の強い日差しだった予選日。長島はFP3でフロントにミディアム、リヤにソフトを2セット使い、前日のベストタイムを0.284秒短縮する1分31秒643で21番手タイムを記録した。
日本GPでは経験できなかったFP4では、前後ともにミディアムタイヤで最長10周を走りこみ、レースペースで走ったようで、ベストタイムは1分31秒940だった。
そして予選Q1から挑み、ミディアム、ソフトのセットで、3周目に1分31秒331とさらに自己ベストを更新。ミスもあったというが12番手で22番グリッドを獲得した。
MotoGPクラスのデビュー戦となった第16戦日本GPは、転倒リタイアで終わったが、ペースも良いためポイントを獲得することもできるかもしれない。
■LCRホンダ・イデミツ
長島哲太(予選22番手)
「FP4は、24台中20番手までポジションを上げることができたので、かなり満足しています。もてぎはタイムスケジュールが大幅に変わり、FP4がなかったので、今回が初めてのFP4でした。レースペースはそれほど悪くありませんし、トップとはそれほど離れていません」
「予選では、もう少し前進できたと思いますがミスをしてしまいました。うまくまとめることができていたら、もっと前のポジションからスタートできたと思います。ここまで一歩一歩前進してきました。ラップタイムもよくなってきているのでうれしいです」
「明日が楽しみです。いいレースペースをつかみ、ミスをせず、ベストを尽くしたいと思います」