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1997年の金融危機から25年。当時の関係者は「あの時が日本経済の転換点だった」と口をそろえる。当時の日本の指導層は問題を過小評価、解決を先送りし続けることで、日本経済の強さを支えていた日本型雇用システムまで崩壊させてしまった。非正規雇用の増加と就職氷河期世代の誕生は、生産性の低迷と少…