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村上宗隆は56号ソロ本塁打を放ちベンチ前で祝福のボードを掲げる(カメラ・相川 和寛) 切れ長の瞳は真っ赤だった。泣き腫らした目で村上は試合後のクラブハウスから現れた。1軍に定着した2年目。猛者ぞろいの首脳陣の助言を聞き入れず、さらにやり込められたこともある。「野球をなめてる」と断じられ…