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評・小川さやか(文化人類学者・立命館大教授) 「いのちの食べかた」というドキュメンタリー映画がある。私たちが日々食べている命が機械化された食料生産の現場で選別や解体される様子が淡々と描写されている。本書の記述はより生々しく、挑戦的だ。 『石が書く』ロジェ・カイヨワ著(創元社) 4620…