ロジクールは、Macユーザー向けのマウス「MX MASTER 3S for Mac」、キーボード「MX MECHANICAL MINI for Mac」、縦型マウス「LIFT for Mac」を10月20日に発売する。価格はオープンだが、同社オンラインストアでは順に16,940円、21,120円、8,690円(すべて税込)での販売が予定される。
いずれも同社通常モデルをMacユーザー向けに最適化させたモデル。カラーリングはアップル製品との相性を意識し、MX MASTER 3S for Mac/MX MECHANICAL MINI for Macではスペースグレーとペイルグレーの2色、LIFT for Macはペイルグレーの1色をラインナップする。
MXシリーズ
MXシリーズは同社のフラグシップライン。今回の2モデルの特徴として、アップル製品との接続を考慮してBluetooth接続時の安定性を強化。最大3台のアップル製デバイスに接続し、ワンタッチで切り替えできるEasy-Switchボタンも備える。
MX MASTER 3S for Macでは、前モデルの「MX MASTER 3 for Mac」と比べ、クリック音90%カットの静音化を実施。トラッキングセンサーを4,000DPIから8,000DPIに高めることで、正確なトラッキングを追求している。
ホイールについては、フリースピンモードとラチェットモードが自動で切り替わるMag speed 電磁気 スクロールを引き続き搭載する。本体デザインは人間工学に基づいており、手と手首を自然な位置でサポートできるとのこと。
MX MECHANICAL MINI for Macは、静音タクタイル(茶軸)を採用するメカニカルキーボード。キーストロークが3.2mmと短いロープロファイルキーを採用することで、タイピングにおける指への負荷を抑え、長時間の使用についても配慮している。キーはライティングに対応し、周囲の環境に合わせて調光することが可能だ。
両モデルともバッテリー式で、充電はUSB-C to Cに対応する。MX MASTER 3S for Macは1分の急速充電で3時間、2時間のフル充電で70日間使用できる。またMX MECHANICAL MINI for Macは、フル充電で最大15日間、バックライトをオフにした状態では最大10ヶ月となる。
Ergoシリーズ
LIFT for Macは、人間工学の専門家による研究・開発を行っている同社「Ergoラボ」にて、何度もユーザーテストを繰り返しながら開発したという縦型マウス。
57度の斜面上にクリックボタンとスクロールホイールを配置することで、握手のような自然な手の形でマウスを握れるという。最大3台のBluetooth接続をサポートし、Easy-Switchボタンで簡単に切り替えることができる。
スクロールホイールには、高速で静かに回転するSmartWheelを搭載。勢いよく回すと高速スクロールに切り替わる。さらにクリックについても静音テクノロジーを採用する。ほか、単三乾電池1本で最大24ヶ月の使用が行える。