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Image:Apple

日本でも馴染みの深い送金サービスPayPalと、その傘下にあるVenmo(同じく送金サービス)のiOSアプリが、まもなくiPhoneを非接触型の決済端末にできる「Tap to Pay」に対応する予定だと発表された。

米国にてPayPalまたはVenmoを利用する加盟店は、非接触型デビットカードやクレジットカード、Apple Payを含むモバイルウォレットの決済を受け付けられるようになる。

正式名「Tap to Pay on iPhone」とは、対応するiPhoneによりApple Payやクレジットカード、デビットカードを含む非接触型の支払いを、追加のハードウェアなしに受けられるようにするものだ。

“iPhoneから支払う”非接触型決済は、NFCチップを内蔵したiPhone 6(2014年発売)から実現している。それがTap to Payでは、店側が“iPhoneだけで支払いを受けられる“ようになる。米国では今年5月、アップル直営店でiPhone同士を近づけるだけで支払いが済む光景が目撃されていた。

すでに決済サービスのSquareもTap to Payをサポートしており、米国の加盟店は9月末からSquareの追加ハード(カードリーダー)なしにiPhoneを差し出し、お客にクレジットカードやiPhoneをかざしてもらうだけで支払いが受けられる。

Image:Square

PayPalはTap to Payへの対応に加え、加盟店のプラットフォーム全般でApple Payを決済オプションとして追加する予定だという。今のところTap to Payが日本でいつサービス開始するのか不明ではあるが、今後の動きを待ちたいところだ。