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Image:Michele Ursi/shutterstock.com

米Twitterは10月3日(現地時間)、投稿済みツイートの編集機能を正式リリースした。現在、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドにおいて、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の加入ユーザーが利用できる。米国でも、まもなく利用可能になる予定だ。

これまでも度々話題に挙がっている編集機能だが、「いいね」や「リツイート」を集めた後に、真逆の意味に編集されるなど、その悪用が懸念されていた。これに対応するためか、提供された編集機能は、好きなだけ過去に遡って編集できるわけではない。編集できるのは投稿後30分間、最大5回までに限られている。

また行えるのは、テキストの追加や削除、修正、添付したメディアの並び替えやタグ付けといった操作のみ。スレッドや投票など、ツイートのタイプを変えることはできない。さらにツイートには、編集されたものであることがわかるようアイコンとラベルが表示され、それをクリックすることで、編集前のバージョンも表示される仕様だ。

このアイコンとラベルは、埋め込み時も同様だ。日付部分に「Last edited」と表示され、編集済みなのが分かるようになっている。公式アカウントが編集のテスト投稿を行っているので、下記に埋め込んでおく。

残念ながらTwitter Blueは、日本では提供されておらず、編集機能を国内で試すことはできない。そもそもTwitter Blueはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、米国でしか提供されていないので、他の地域のユーザーからは編集機能が使えないことに関して不満が出てきそうだ。ちなみに米国では月額4.99ドルとなる。

ただし編集機能は、Twitter Blue専用にリリースされたわけではなく、Twitter Blue内で新機能をいち早く試せるLabs機能として提供されている。Labsの機能は、今後Twitter Blue以外のユーザーにも提供される可能性があるとのことなので、一般提供を期待して待ちたいところだ。