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「我々は栄叡どのが帰られるのを待って、再び渡海の計画を練り始めました。今度は役人の監視の目をさけて福州(福建省福州市)に向かい、天台山国清寺で仕度をととのえて船を出そうとしたのです」これが四度目の計画だったが、またしても鑑真の高弟の中に国禁をおかして出国することに反対する者が現れ…