11月4日、2022年MotoGP第20戦バレンシアGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、4戦ぶりに復帰した中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合22番手で終えている。
中上は第15戦アラゴンGPの決勝で他車と接触して転倒した際に右手を負傷し、右手薬指と小指の腱の手術を受けて連戦の第16戦日本GPに出場した。しかしその後、指の状態が悪化したことにより、再度手術を受け、第17戦タイGP、第18戦オーストラリアGP、第19戦マレーシアGPの3戦を欠場していた。
初日最初の走行FP1ではフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤの1セットのみで周回を重ねた。セッション中に計21周回をこなした中上は、日本GP以来の走行ということもあり、リズムをつかむのにやや苦戦し、1分32秒982の23番手となった。
しかし、午後からのFP2では周回を重ねるごとにタイムを短縮し、トップから1.455秒差の1分31秒672をマークし、ひとつポジションを上げて22番手で終えている。依然として右手の状態は完ぺきではない中上だが、2日目はさらなるタイム短縮と、ポジションアップに挑んでいく。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:23番手/FP2:22番手)
「まずは今日のパフォーマンスにとても満足しています。FP1を終えて、右手の状態はあまりよくありませんでしたが、午後のFP2はかなり調子がよく、アクセルやブレーキ操作が午前中よりはスムーズになりました。明日もこの調子でライディングに取り組めることを願っています」
「今日はラップタイムがどんどんよくなっていったので、とてもうれしいです。明日が楽しみです。ペースをさらに一歩よくしたいと思います」
![中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP](https://cdn-image.as-web.jp/2022/11/05101142/asimg__A1X2858_896365b84d4034c-660x440.jpg)
![中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP](https://cdn-image.as-web.jp/2022/11/05101144/asimg__A1X3454_c86365b84f55b1f-660x440.jpg)
![中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP](https://cdn-image.as-web.jp/2022/11/05101204/asimg_600_RD20_Valencia_Nakagami_2022-04046_d26365b86450e92-660x440.jpg)
![中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP](https://cdn-image.as-web.jp/2022/11/05101213/asimg_600_RD20_Valencia_Nakagami_2022-02893_9d6365b86cb8e09-660x440.jpg)
![中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP](https://cdn-image.as-web.jp/2022/11/05101232/asimg_RD20_Valencia_Nakagami_2022-2_236365b87f89db8-660x440.jpg)
![中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP](https://cdn-image.as-web.jp/2022/11/05101300/asimg__TIN7378-2_966365b89bed30d-660x440.jpg)