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今年3月、北マケドニアの詩人ニコラ・マジロフから電話があった。18年前、僕にとっては初めての国際詩祭で出会った、あの青年である。「内密な話だが、今年のストゥルガ詩祭の金冠賞の候補にシュンタロウ・タニカワの名前が挙がっている。彼は授賞式に来てくれるだろうか?」「無理だよ」と即座に答え…