9月26日に発表されるハリアー改良モデルの価格をつかんだ。
マガジンXで繰り返し報じてきたように、今回の手直しでは安全装備のセットであるセーフティセンスが最新版にアップデートされ、交差点での対向車と横断歩行者も検知対象に加わる。さらに、ドライバー異常時対応機能も追加され、急病など運転操作が困難になった時の事故回避に役立つだろう。
コネクティッドではトヨタが展開を進めている通信型ナビが全車に標準化され、最上級のZグレードには車載の地図データが併用されるハイブリッド型が備わる。併せてZグレードはメーターパネルが全面TFTタイプに差し替えられ、先進感と高級感が演出される。
SグレードとGグレードにはETC2.0車載器も標準装備され、Sグレードはメーターパネル内のインフォメーション画面が4.2インチから7インチに拡大される。
車外騒音フェーズ2と排ガスの法規対応も行われ、価格は一気に10万円以上も上昇する。これに伴って現在300万円を切っているエントリーモデルは312万8000円に改定され、200万円台のモデルは姿を消して名実ともに高級車に。
プラグインHEVの追加も見逃せない。RAV4に続くトヨタSUVのPHEVで、最上級のZグレードをベースに620万円で売り出される。これはRAV4・PHEVの上級モデルと比べて約80万円高い。