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坪内稔典『俳句いまむかし みたび』 同じ季語による現代の俳人たちの作品と、古典及び近代の俳人たちの句を読み比べた一冊。見開きで次々展開されてゆくのが楽しい。「言葉が乱れているように見えるとき、言葉はもっとも元気がよい」とする著者のまえがきが印象的である。(毎日新聞出版・1980円) 井…