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厚生労働省が7日発表した8月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価上昇の影響を反映した実質賃金は前年同月比1.7%減だった。基本給と残業代などを合わせた現金給与総額(名目賃金)は増えたものの、物価の伸びが上回って5カ月連続でマイナスとなった。 8月の現金給与総額は、労働…