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小麦の需給逼迫懸念が再び強まっている。一大産地の米国は主産地の乾燥を背景に2022年?23年度の増産見通しが崩れ、深刻な干ばつに見舞われた欧州でも作柄が大幅に悪化。主要輸出国の在庫は10年ぶりの低水準に落ち込む見通しで、国際価格は8月の安値から14%上がった。ウクライナ産穀物の黒海経由の輸出…