11月6日、2022年シーズンのスーパーGT GT500クラスに参戦したARTA NSX-GTおよび、GT300クラスに参戦したARTA NSX GT3の車両メンテナンスを担当してきた株式会社セルブスジャパンが、同社のオフィシャルTwitterにて、6日に行われたスーパーGT第8戦もてぎをもって、15年間続いたARTAとのタッグが終了したことを明らかにした。
2007年に創業したセルブスジャパンは、2008年よりスーパーGTに参戦するARTAの車両メンテナンスを担当。以降、2022年シーズンまで15年にわたりARTAの走りを支えてきた。
下記に、11月6日セルブスジャパンオフィシャルTwitterアカウントに投稿されたその全文を掲載する。
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スーパーGT最終戦が終わりました。そして先日報道がありましたとおり、15年お世話になりましたARTAさんとも、これが最後のレースになりました。15年は長すぎて色々ありすぎて書ききれませんが、私たちがここまで育ったのはARTAさんがあったからです。
この15年間、鈴木亜久里さんは「オレが欲しいのは結果だけだから。チームは池田に任せる」と曲げませんでした。この方針が私を加速させチームが育ちました。良いのも悪いのも極端なチームで、スポンサーさん、ファンの皆さんにはたくさんの心配とご迷惑をかけてしまいました。GT500のドライバーには結局チャンピオンを取ってもらうことが出来ず…ここだけは心残りです。申し訳ございませんでした。
昔、鈴木さんと飲んでた時に言われました「池田みてると息子みたいで心配になっちゃうんだよ。お前は頭いいんだからさぁこんな仕事してないでもっともっと大きい仕事して儲けるよ」と。
今回の決定はメンテナンスが悪いとかエンジニアリングが良くないとかそんな話ではないです。多くは語らない鈴木さんですが、私には分かります。
「値切りの亜久里」の呪縛を解放された今、期待に応えましょう!鈴木さん笑笑
最後にアルネックスの皆さん、オートバックスの皆さん、ファンの皆さん、ARTAを通して関わった全ての方へお礼を申し上げます!
「15年間ありがとうございました!!」
株式会社セルブスジャパン
代表取締役 池田和広
ありがとうARTA🟥#個人的想いなので恥ずかしいので記事にはなりませんように pic.twitter.com/L0gnsoBouC
— セルブスジャパン / SERVUS JAPAN (@SERVUS_JAPAN) November 6, 2022