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image:FellowNeko/shutterstock.com

Twitterの新CEOとなったイーロン・マスク氏は11月6日、ツイートに長文テキストを添付できる機能をまもなくリリースすると発表した。

提供時期や機能の詳細は明かしていないが「メモ帳スリーンショットの愚行を終わらせる」としている。

140文字という縛りがあるTwitterだが、自身に返信する形でツイートをスレッド化することで、長文の投稿も可能になっている。しかし、メモ帳などに長文を書き、そのスクリーンショットを添付するという方法で長文投稿の代わりにしているユーザーも多い。この方法、一見便利ではあるのだが、検索ができない、文字が小さく見づらいなど問題も多い。

こうした長文投稿のニーズに応えるため、Twitterは6月、長文コンテンツを投稿できる「Twitter Notes」を少数のグループでテスト中であると発表していた。

マスク氏の言う長文機能がこれと同じものかはわからないが、マスク氏はフォロワーからの「Twitter Notes?」という質問に対し、「Something like that(そんな感じ)」と応えている。

Twitter Notesは、ユーザーがツイート本文とは別に、Noteと呼ばれるコンテンツを作成し、そのリンクをツイートに添付。そこから、誰でも読むことができるようになるというもの。ユーザー毎に、専用のNoteあるいはMediumのようなものが用意されるイメージだ。なお、本文は最大2500ワードだが、公開後も編集が可能となっている。

マスク氏は、クリエイターがあらゆるコンテンツを収益化できるように取り組むともしており、Twitter Notesでも有料コンテンツを提供できるようになる可能性はありそうだ。また、つい先日には、サブスクリプションサービスのTwitter Blueの値上げが発表されている。

いまのところ、Twitter Notesあるいは予定されている長文投稿機能がサブスクリプションの一部になるという話は出ていないが、その可能性はあるだろう。