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(岩波書店・1320円) 憎しみへの「共感」超えるのに必要なのは 著者はもともと死刑存置派だった。「殺された側はある日突然すべてを奪われる。それなのに殺した側はのうのうと生き続けるなんて、耐えられないのではないか」。積極的に賛成するわけではないけれど、遺族の心情を考えれば死刑もやむを得…