日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
10月9日(日)は、ゲストに小芝風花と松岡広大を迎えて放送される。
「自然が好きですし、家族でキャンプにもハマっているのですが、番組を拝見していると住むとなるとまだまだだなって思います」と話すのは小芝。
松岡は「都会の喧騒から離れたいという思いもあって、番組を見ていて憧れています」と語ると、所ジョージから「うん、その顔立ちならできますよ!」とまさかのお墨付きをもらう。
福岡県、大分との県境に近い山の中でポツンと一軒家を発見!
田畑は見当たらず、一面に木が生い茂っているように見える。小芝は「都会に疲れた方が住んでいらっしゃると思います。都会にいなくてもネットでお仕事のできる若めの賢い方で…」と具体的な予想を繰り広げる。
じっくりと衛星写真を見つめていた松岡は「いい粘土がとれるのかなって思いました。白髪で髭の陶芸家がアトリエにしていると思います」と芸術家のひとり暮らしを思い描く。
山間の集落へと到着した捜索隊。その道すがら出会った夫婦に声をかけることに。
「とうとうここに(ポツンと一軒家が)来たかい」と笑顔を見せる男性だが、衛星写真を見ても心当たりがないよう。そこで、夫婦は地元に詳しい87歳の男性の元へと連れて行く。
「がらがら屋さん」と呼ばれているその男性によると、今は誰も住んでいないとのこと。捜索隊が調べてみると、たしかにその一軒家はすでに空き家になっていた。
捜索は終了となったものの、捜索隊が気になっていたのは、その男性が営んでいるという「がらがら屋さん」。詳しく話を聞くと、男性は伝統工芸品「英彦山(ひこさん)がらがら」の職人だった。
日本最古の土鈴で、この土地では古くから魔除けとして伝わってきたという。男性によれば、今では「英彦山がらがら」の窯元はここ1軒だけとなってしまったというのだが…。
そんな貴重な話を聞いた捜索隊は、帰路に着こうとすると「せっかく福岡まで来たので、行ってみたいところがあるんです」と車を走らせる。
目指していたのは、3年前に訪れたポツンと一軒家。「相変わらずすごく山深いところですね」と懐かしみながら細い林道を越えると、そこには3年前と変わらない黒い茅葺屋根の大きな家があった。
そこは、当時83歳だった男性が広大な梨畑をひとりで手掛けている梨農園。訪れた日はちょうど収穫期で、当時と同じように75歳の妹も手伝いに来ており、しばし再会を懐かしむ捜索隊。
3年前、「跡継ぎ問題が悩みのタネなんです」と話していた兄妹だったが、あれから梨農園には驚きの変化が!