Infinixは、若い顧客向けの2つのAndroidスマートフォンを発表しました。このメーカーは、価格に対して高性能に感じるようコストパフォーマンスを調整し、NFTマーケティング戦略も導入しました。
「Infinix Zero Ultra」(520ドル)は、今回発表された2機種ではより高性能で、以前別の記事でも紹介したMediaTek Dimensity 920を搭載しています。これは、5Gや高性能なカメラといった機能を主流の市場にもたらすために設計された優れたコンピューティングプラットフォームです。
Infinix Zero Ultraの背面カバーは、ガラス本来の質感を持つ2色展開です。ホワイトモデルは、光の加減によって変化するパールのような虹色の表面が特徴です。
ブラックモデルは、マットなガラスとカーボンファイバー風の素材によってスポーティーな外観となっています。これは、根本的に異なる2種類のユーザーの好みに対処する優れた方法です。
Infinix Zero Ultraの注目すべき機能の中で、私達の目に止まった特徴をいくつかご紹介します。
- リフレッシュレート120Hzで滑らかな8インチの有機ELディスプレイを備えていますが、165.5 x 74.5 x 8.76cmというサイズにより、付属のケースを装着したままでも非常に快適に手に持つことが可能です。
- 200MPで光学手ブレ補正(OIS)付きの”Ultra Vision”カメラをメインセンサーに備え、さらに2つのサブカメラで補完されています。
- 180W Thunder Chargeバッテリーの充電速度は、急いで充電する必要がある時に、大手ブランドを大きく引き離します。Infinixによると、12分で100%まで充電することが可能で、これは納得の数字です。
「Infinix Zero 20(270ドル)」は非常に競争力があり、いくつかの地域でAndroidスマートフォン市場を揺るがす可能性があります。
Infinixは、米国ではまだ知られていませんが、綿密に調整されたマーケティング及びコミュニケーション戦略、いくつかの市場セグメントでのハイスペックモデルのおかげで、ラテンアメリカやその他の市場で大きな進歩を遂げています。
定評のあるMediaTek Helio G99を搭載した270ドルのこのスマートフォンには、108MPカメラが搭載されており、ウルトラワイドを含む3眼カメラとなっています。画素数だけが品質の指標ではありませんが、Zero 20には最近投入された電子機器が使用されていることを示しています。
これは、何年も前から存在するカメラセンサーをまだ使用している、潜在的な競合他社とはかけ離れています。
6.7インチのFHD 有機ELディスプレイは、軽いゲームや映画視聴等、日常的な使用に最適です。また、充電が必要な場合は、45W充電器を使えば30分で0〜75%まで充電出来ます。これは、最も高価な大手ブランドの携帯電話と同等の充電速度であり、有名ブランドとは異なり、高出力充電器が同梱されています(約50ドルの価値があります)。
Infinix Zero 20の最も注目すべき特徴は、60MPのセルフィーカメラです。VloggerやTiktokerの目を引くでしょうし、購入の意思決定を左右するセルフィーカメラについて、多くのメーカーが懸命に取り組んでいます。セルフィーカメラにおける新たな競争の拡大が見られますが、それはワクワクするものです。
仕様上の性能ではいくつかのセグメントで他社を圧倒しているようなので、これらのスマートフォンの性能対価格の比率を計算するのが楽しみです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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