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昨日、Appleが開発者向けに「iOS 16.2 beta 2」をリリースしましたが、その「iOS 16.2 beta 2」では中国でAirDropに制限が設けられたことが分かりました。

「iOS 16.2 beta 2」では、中国のユーザーに対し、AirDropの受信設定の「すべての人」に10分間の時間制限が新たに追加されており、10分経過すると再度手動で有効化する必要があります。

あくまで中国のみの対応で、このような時間制限を設けた理由は不明ですが、先月に発生した北京市内の陸橋に習近平主席を批判する横断幕が掲げられた事件と関係があるのではないかとみられており、その横断幕を撮影した写真を検閲を回避して周囲に拡散する為にAirDropを用いた事例もあったようです。

実際のところ正式な理由は不明ですが、上記の理由が本当であれば、中国政府がApple側に要請して対策させたものと予想されます。