日本車を見つめ続けて45年。ベストカー編集部が厳選した、今だから再評価したいSUV3台をご紹介!
※本稿は2022年9月のものです。各「値引き額」はひと声値引きで、遠藤 徹氏調べ。店舗 や時期などにより、この金額を引き出せない場合もあります
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年10月10日号
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■唯一無二のオフローダーミニバン、試す価値あり!「三菱 デリカD:5」
ある意味“唯一無二”の存在で、悪路にも強いミニバンは、世界を探してもデリカD:5くらいしかないのだから、もはや定番ツールのような存在といっていいくらい。
デビューは2007年1月なので15年も前のことなのだが、2019年2月に実施されたビッグマイチェンで現在の三菱車に共通するダイナミックシールドのフロントマスクを先駆けて採用したことで新鮮さを失わない。
エンジンは2.2Lディーゼルターボでこれはマイチェン前と同じだが、内部を大幅に刷新しておりフィールもドライバビリティも大幅向上。しかも8速ATが組み合わされて、ますますシュッと気持ちよく走るし、4WDの制御も緻密で雪道でもラフロードでもグイグイ行けちゃう安心感も高い。
●三菱 デリカD:5
・価格:400万1800~457万7100円
・納期:約7カ月
・値引き額:20万円
●三菱 デリカD:5 主要諸元(P・7人乗り)
・ボディサイズ:全長4800×全幅1795×全高1875mm
・車重:1970kg
・最小回転半径:5.6m
・エンジン:2.2L、直4ディーゼルターボ(145ps/38.7kgm)
・燃費(WLTCモード):12.6km/L
・価格:447万5900円
■クロカンの匂いがするワゴン「スバル レガシィアウトバック」
6代目となる現行型レガシィアウトバックがデビューしたのは2021年10月7日のことで、間もなく1年が経過する。
『レガシィ』本体がレヴォーグに置き換わって国内で消滅したこともあり、アウトバックは唯一レガシィの名を残すモデルとなる。
プラットフォームはインプレッサやフォレスターなどと共通性のあるSGP。4870×1875×1675mmのボディサイズはボリューム感があり、荷室の使い勝手はさすがに余裕があって不満がない。
何よりも213mmというクロカン車もびっくりの最低地上高が魅力。
225/60R18のハイトの高いタイヤと相まって、荒れた林道にも思い切って入り込めるアクティブさは大いに魅力的。全体的にギアっぽいエクステリアもアウトドアによく似合うばかりでなく、タウンユースでも違和感ない。
●スバル レガシィアウトバック
・価格:414万7000~429万円
・納期:約4カ月
・値引き額:20万円
●スバル レガシィアウトバック(Limited EX)主要諸元
・ボディサイズ:全長4870×全幅1875×全高1675mm
・車重:1690kg
・最小回転半径:5.5m
・エンジン:1.8L、水平対向4ターボ(177ps/30.6kgm)
・燃費(WLTCモード):13.0km/L
・価格:429万円
■EV走行は65km。PHEVのメリット、価格も魅力「三菱 エクリプスクロスPHEV」
新型アウトランダーPHEVが登場したことで、改めてエクリプスクロスが再評価の俎上にあがった。
確かに前後モーターのパワーは、F:82ps/14.0kgm、R:95ps/19.9kgmと、パワーアップされたアウトランダーと比べると低いのだが、動力性能に不満を感じることはないし、S-AWCの絶妙な前後駆動力制御による安定した操安性は、三菱の4WDならではの魅力。
アウトランダーとのそん色はない。PHEVのEV走行は65km可能で、「電動車」のメリットも味わえる。
何よりも価格が魅力。アウトランダーに対し70万~80万円安い、384万8900~451万円。買いやすさも再評価の大きな決め手となる。
●三菱 エクリプスクロスPHEV
・価格:384万8900~451万円
・納期:6カ月
・値引き額:15万円
●三菱 エクリプスクロスPHEV(P)主要諸元
・ボディサイズ:全長4545×全幅1805×全高1685mm
・車重:1920kg
・最小回転半径:5.4m
・エンジン:2.4L、直4ターボ(128ps/20.3kgm)+モーター(前82ps/14.0kgm、後95ps/19.9kgm)
・燃費(WLTCモード):16.4km/L
・価格:451万円
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投稿 デリカD:5、アウトバック、エクリプスクロスPHEV… その魅力再評価!! ベストカー編集部が「いまだから推したい」SUV3選 は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。