トヨタPR事務局
競技動画URL:https://youtu.be/yvrGHHRyXno
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、給電車で社会を変える「電気が動くとできること」プロジェクトを始動し、第一弾として、一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会(以下、世界ゆるスポーツ協会)と、クルマの給電機能を活用した新スポーツ『SPACE SOCCAR(スペース サッカー)』を共同開発しました。10月10日スポーツの日より提供開始します。
トヨタは、クルマから電気を取り出せる給電車によって、もっと暮らしの可能性を広げたいという思いから、さまざまな課題と向き合う方々と共に取り組む「#電気が動くとできること」プロジェクトを始動させました。
第一弾は、だれでも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすスポーツクリエイター集団、世界ゆるスポーツ協会と共同で開発した、心と身体の運動不足を改善するスポーツ「SPACE SOCCAR」です。
SPACE SOCCAR(以下、スペースサッカー)は、宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとして、椅子に座ってボールを蹴り、惑星に見立てた相手ゴールを狙います。体力差も、年齢差も、電気のチカラで少なくでき、世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツです。クルマを活用した新競技であることから、サッカー【SOCCER】の名前にCARの字があてられています。
トヨタは、自動車を移動の手段だけでなく「動く電源」という未来のインフラとして活用してまいります。
スペースサッカーとは
宇宙 船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとし、EVA(船外活動)として楽しむサッカーです。椅子に座ったままボールを蹴り、惑星に見立てた相手ゴールを狙います。宇宙での活動は精密さと冷静さが求められるので、熱中し過ぎには注意。あまり動きすぎると給電チューブが外れ、EVAが継続できなくなります。また、ボールを強く蹴りすぎるとクラッシュの反則になり、減点されてしまいます。3人のクルーと協力をし、安全かつ正確にEVAを成功させましょう。
「スペースサッカー」競技動画URL:https://youtu.be/yvrGHHRyXno
「スペースサッカー」特設サイトURL:https://toyota.jp/kyuden/dekirukoto/sports/
【競技情報】
人数:3対3(2人がプレー+1人が補佐) 時間:1試合 4分30秒(90秒×3ミッション)
特徴:椅子に座り、力がなくても蹴ることができる特殊なボールを使うため、年齢や体力を問わずプレーできる
使用電力:合計2158w(1台で1500W給電できるRAV4 PHV 2台を使って給電)
開発の背景:この2年間で、高齢者の体力・運動能力は3%落ちている
毎年ゆるやかに上昇していた高齢者の体力・運動能力。ところがコロナ禍で、その傾向が一変。長期間にわたる移動や外出の自粛などにより活動の機会が失われ、高齢者の身体機能が全国的に急低下している可能性があります。
また、運動時間が減った人ほど、趣味や娯楽への参加も減っていると言われます。社会との交流を一度失った高齢者にとって、新たな活動を自力で取り戻すのは、若い世代より難しいかもしれません。高齢者が疎外されず、誰もが楽しく心と身体を動かせる、そんな場づくりが期待されています。こうした背景から、心と身体の運動不足を改善するスポーツ「スペース サッカー」は開発されました。
当プロジェクトに寄せて
一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会 事務局長 萩原拓也
今回、シニアの運動不足の解消ということをテーマにトヨタさんと共同開発しました。ハンデなどを付けず同じ条件であっても年齢を超えて競い合えるスポーツにしたいと考えていましたが、実際やってみると、20代の若いチームが、平均年齢70歳以上のシニアチームに負けてしまったりなど、まさに狙った通りのものができたなと思います。コロナの影響で、運動する機会も人と集まる機会も減っていた方々が、世代を超えて交わり、楽しめていたのも良かったです。給電できるクルマによって、ゆるスポーツの楽しみは、とても広がりました。移動できる電源で、駐車場などの電気のない場所にもこうした競技をお届けできるということは、今後の大きなメリットになると思っています。
ニッセイ基礎研究所 村松容子
スポーツ庁の調査によると、2021年に高齢者の体力・運動能力は低下傾向に転じました。この傾向は今後もしばらく続く可能性があります。身体を動かすことと、社会的交流は、どちらも高齢者の健康長寿に重要であることがわかっていますので、そういった場を高齢者に用意することは、全国的な課題と言えるでしょう。
このスペースサッカーは、目新しいゲームですが、体力がなくても参加できる工夫がされています。競技への参加はもちろん、応援したり、会場に見に行ってみることで、運動機会や地域社会での活動を広げる場としての活用が期待できるのではないでしょうか。
*略歴:専門領域は、健康増進、疾病予防分野の研究。各種統計を使った分析から、新たな視点で健康・医療不安を分析している。
トヨタ「#電気が動くとできること」プロジェクトとは
給電車は、災害時の非常用電源として役立つことから、これまで防災対策の一環として、被災地や避難所での活用を進める取り組みが行われてきました。今回トヨタは、そうした「もしもの時」だけでなく「いつもの暮らし」においても活用できる、給電車のフェーズフリーな可能性を広げるために当プロジェクトを始動。今後も、さまざまな課題と向き合うパートナーとの共創に取り組んでいきます。
プロジェクトサイトURL:https://toyota.jp/kyuden/dekirukoto/
トヨタの給電車普及台数(日本国内)87万5,000台 ※2022年8月現在
給電とは
クルマから電気を取り出し「移動できる電源」として使えます。いつもの暮らしから、もしもの非常時まで、“電気が動く” ことで、場所に縛られることなく、うれしさや安心が次々と広がっていきます。
「トヨタの給電」WEBサイト:https://toyota.jp/kyuden/
*1*2 電力の使用条件および注意事項は上記WEBサイトにてご確認ください
世界ゆるスポーツ協会とは
公式HP:https://yurusports.com
公式Facebook:https://www.facebook.com/yurusportslove
世界ゆるスポーツ協会は“スポーツ弱者を、世界からなくす。”ことをコンセプトに、2015年4月10日に発足しました。当協会は、だれでも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすことを追求し、100種類以上(2022年1月1日現在)の競技を公開し、幅広く親しんでいただく活動を行っています。また、運営にあたりプロデューサー、ディレクターを中心に、スポーツアンバサダーおよび、多数のスポーツクリエーターにより推進しています(https://yurusports.com/members)。2017年12月に「HEROs AWARD」の第1回となる「HEROs Award 2017」を受賞しました。
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