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Image:Starlink

イーロン・マスク氏率いるSpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」が、日本国内でのサービス開始を発表した。対象となる地域は東京から北海道南部の一部地域。その他は近日提供予定とされており、マップには「提供開始予定: Q4 2022」と表示されている。

Starlinkサービスのプランには「レジデンシャル(一般家庭向け)」、「ビジネス」、「RV(遠隔地向け)」、「マリタイム(臨海)」の4種類があり、用途に応じてアンテナも3種類が用意されている。アンテナには専用のルーターや電源ユニット、マウントなどが付属している。

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一般ユーザーの大多数が選択するだろう「レジデンシャル」月額は1万2300円(税込)となっており、アンテナ購入費として7万3000円(税込)が別途必要だ。一方、レジデンシャル以外のプランは、記事執筆時点ではまだ利用できない。

Starlinkは、数千基もの小型の通信衛星を地球低軌道に打ち上げてネットワークを構築しており、地上へのダウンロード速度は100~200Mbps程度、レイテンシーは20ms程度とのことだ。

8月には、Starlink衛星を利用するスマートフォンが米T-Mobileから発売された。またStarlink以外にもOneWebやEutelsatといった、同様の衛星コンステレーションサービスが衛星を続々と打ち上げており、OneWebは2021年にソフトバンクと日本国内でのサービス展開に向けた協業を発表している。われわれの生活にも、衛星インターネットという選択肢がじわじわと拡大していくのかもしれない。