ルノー5新型は「R5」として2025年の発売が決定しているが……
ルノーは2021年1月、コンセプトカーのルノー『5(サンク)プロトタイプ』を公開したが、その市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
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ルノー5は、1972年に発売されたコンパクトハッチバックで、「4」の後継モデルとして発売された。日本市場には1976年から導入され、フランス語で「5」をサンクと読むことから、「ルノーサンク」として親しまれた。
捉えたプロトタイプは、クリオのテストミュールの下に隠されディテールは不明だ。唯一のヒントは、鋲で留められたフェンダーアーチで、幅の広いトレッドが予想される。またフロントグリルの横には大きな充電ポートを配置、バッテリーを収容する厚い床がその下に見える。
コンセプトでは、ブロック状のスタイリング、誇張されたフェンダー、およびスポーティーな外観を備えたレトロ風の外観を特徴としていたが、市販型にどこまで反映されるか注目だ。
ルノー5新型は「R5」として2025年の発売が決定しているが、その詳細は明かされていない。しかし、「CMB-BEV」プラットフォームを日産マイクラ次期型と共有し、兄弟モデルになることが予想されるほか、同じくフルエレクトリックモデル「Zoe E-Tech」と置き換えられる可能性がありそうだ。
またルノーのパフォーマンスブランド「アルピーヌ」も「5」を手に入れると噂されており、よりホットなバージョンでは、前輪に動力を供給する単一モーターのセットアップを持ち、最高出力204 ps(160 キロワット) を供給すると言われている。
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