FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は11月8日、2023年シーズンにおけるスーパーバイク世界選手権(SBK)の暫定カレンダーを発表した。
2022年のSBK開催ラウンド数は例年から1戦少なく、2022年と同じ全12戦。オーストラリアが第1戦に戻り、2月末に開幕する。そこからインドネシアのマンダリカ、1カ月ほど空きオランダのアッセン、スペインのカタルーニャ、イタリアのミサノ、イギリスのドニントンパーク、チェコのモストと7月末まで前半戦が行われる。
後半戦は9月から開催され、フランスのマニクール、スペインのアラゴン、ポルトガルのアルガルベ、アルゼンチンのサン・ファン・ビリクムと11戦は日程と開催地が決定しているが、残りの1戦は日程と開催地ともに未定となる。
スーパースポーツ世界選手権(WSS)も全戦開催される予定だが、スーパースポーツ300世界選手権(WSS300)はオーストラリア、インドネシア、イギリス、アルゼンチンは開催されない。
2023年シーズン開幕前のオフィシャルテストは、オーストラリアのフィリップアイランドで3クラスともに2月20~21日に行われる予定だ。
また、チェコラウンドが開催される7月30日は鈴鹿8時間耐久ロードレースも行われるため、来年の鈴鹿8耐にSBKライダーが出場することは叶わないだろう。
2023年シーズンのSBK暫定カレンダーは以下の通り。
■2023年SBK暫定カレンダー(2022年11月8日発表時点)
Round | 開催地 | サーキット | 日程 |
---|---|---|---|
第1戦 | オーストラリア | フィリップ・アイランド・サーキット | 2月24~26日 |
第2戦 | インドネシア | マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット | 3月3~5日 |
第3戦 | オランダ | TT・サーキット・アッセン | 4月21~23日 |
第4戦 | スペイン(カタルーニャ) | カタロニア・サーキット | 5月5~7日 |
第5戦 | エミリア・ロマーニャ | ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ | 6月2~4日 |
第6戦 | イギリス | ドニントン・パーク | 6月30~7月2日 |
第7戦 | チェコ | オートドローム・モスト | 7月28~30日 |
第8戦 | フランス | マニクール・サーキット | 9月8~10日 |
第9戦 | スペイン(アラゴン) | モーターランド・アラゴン | 9月22~24日 |
第10戦 | ポルトガル | アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベ | 9月29~10月1日 |
第11戦 | アルゼンチン | サーキット・サンファン・ビリクム | 10月13~15日 |
第12戦 | TBA | TBA | TBA |