複視を伴う頭痛を主訴とした54歳男性が頭痛外来にやってきた。視神経炎の既往があることから炎症性疾患が疑われるが、はたしてどのように診断を進めればよいだろうか。頭痛外来での指導医(柴田)と研修医(石山すみれ、イラストも)との対話を通じて解説する。