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通産大臣時代、角栄は毎晩3つの宴席を梯子したが、秘書官によると、ほとんど酒を飲まなかったという。午後6時からスタートし、1時間刻みで宴席を回り、経済界や産業界のトップと会談し、真剣勝負の「耳学問」の場としたという。日本経済新聞記者の前野雅弥氏が著書『田中角栄がいま、首相だったら』(プレジデント社)で解説します。